卵子若返りのリスク
昨晩の「ザ!世界仰天ニュース」は、“新しい不妊療法”の部分だけ見ることができました(後の時間は、夫が他の番組を見てました・・^^;)
昨日のブログ→★で書いた、「新しい不妊療法」により無事妊娠・出産したまではよかったが、そのあとこどもに何が起きていたか! ということですが、
なんと、そのこどもの遺伝子を調べてみると、卵子の細胞を提供した第三者の女性のミトコンドリアDNAが混入していた、というのです。
年齢と共に卵子も高齢化してくると質が低下し、これが不妊の原因になることもあります。
受精しにくかったり、受精しても受精卵の分裂がうまくいかなかったりします。
そこで、アメリカの研究者が目をつけたのが、「卵子の若返り」でした。
卵子の細胞は、遺伝子情報が含まれた核・そして細胞質や細胞膜から成っていて、老化の影響を受けやすいのが、
「胚」のために必要なエネルギーを作り出す『ミトコンドリア』などの細胞質なのだそうです。
若返らせる方法として、若い卵子の細胞質の一部をとり、患者(夫)の精子と共に患者(妻)の卵子内に注入するのですが、問題は、卵子の細胞質を吸入したさいに、提供者のミトコンドリアDNAも混入してしまうところにあります。
医学雑誌「ランセット'98」によると、このDNA(提供者の)は胎児の6ヶ月ごろまで残るが、夫婦本来の遺伝子まで影響が及ぶことはなく、生まれたこどもは夫婦の子どもと発表していますが、本当にそうでしょうか。
セントマザー産婦人科医院のDr.田中温も、夫婦以外のミトコンドリアDNAが共存することの危険性を考えるべきだとおっしゃっていました。
たくさんのリスクが存在するとは思いますが、「ミトコンドリア病」もそのうちのひとつかもしれません。*ミトコンドリア病:下記に説明
mtDNAと変異型mtDNAの2種が同一細胞内に混在することになる(異質性、ヘテロプラズミー)は、この「ミトコンドリア病」を引き起こす可能性があるといわれています。
生まれる前から、人工的な操作によって疾病を抱えるなど、倫理的にもあってはならないことだと思います。
人工授精・体外受精・精子バンク・代理母出産。。。。
どのような形で命を授かるのか・・・それは個人の問題ですし否定はしませんが、命の卵を人工的に操作するような方法だけは選択するべきではない、と強く思います。
自己欲のみで起こした行動は、いずれ「ツケ」を払わざるを得ない状況に追い込まれると思うのです。
今の地球に、人間が「ツケ」を払っているのと同じように。。。。
*日本ではもちろんアメリカでもこの不妊治療法は、現在は認められていません。
*ミトコンドリア病:細胞の中でエネルギーを作り出す働きをしているミトコンドリアの機能が低下することによって、主に心臓、骨格筋、脳などに異常を生じる疾患です。疲れやすく長い距離を歩けない、意識を失って手足が麻痺するなど、さまざまな症状を現すことがあります。
(参考:難病情報センター)
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私もクローンという言葉が出てきてからなおのこと、生殖医学に危機を感じています。(もっと前からもそうですが・・・)
欲しいという気持ちはわかりすぎるほどわかるのですが、どこかで現実を受け入れて、命というものの存在を考え直すことをしていかないと、どんどんあらぬ方向に研究も進んでいってしまうのでは。。。と思っています。
取り返しのつかない命を作ってはいけないと感じています。
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人間ではないですが、家畜繁殖の研究をやっていたので、この手の話は詳しいだけに疑問を持つ部分が多いです。
不妊治療自体は否定しません。
どうしても子供が欲しい方もいらっしゃるでしょうし。
私自身も子供がいませんし、子供が出来にくい身体だと医者にも言われていますが、こういったことをしてまで子供を持ちたいと思えないのです。
人間も動物も、「モノ」じゃないです。
工業製品を作るように子供を作ることがいかに倫理に反するかを考えて欲しいと思います。
ちょっと硬くなっちゃいましたね。
ごめんなさい。