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恐怖心を与える看護師

母の手術が無事終わりICUで一泊した後、昨日病室に戻ってきた。

私が部屋に入りベッドに近づくと、ボーっとしながら上半身を起こした状態でベッドの中にいた。
昨日の今日ではまだ痛みもあるらしく(痛み止めを服用)、またICUではほとんど眠れなかったようで、かなり体力も気力も弱っているようだった。

ちょうどお昼についたので食事も用意されていたが、食欲も全くないという。
痛みどめを飲むため何か口に入れてほしいという看護師の言葉に、仕方なく野菜ジュースを口にするが、それも半分は残していた。

二言三言話をしてから、私は持ってきたお弁当を食べるためにデイルームへ。

のんびり食べている気持になれず、超特急の速さでもぐもぐし(それでもよく噛むことは心がけたい)、
30分後に病室に戻ると看護師さんと看護学生が来ていた。
大学病院なので看護学生の実習が入ることはよくあることで、母も今回3回目の入院になるが、毎回快く承知をしている。

体温や血圧の計測、点滴の確認等が終わり二人がでていくと、母が一言「あの看護師さんちょっと嫌だわ」という。
母が誰かに対して愚痴をいうことはほとんどないので不思議に思っていた。
そんなに不快な感じはしなかったから。

そしてそうとう具合が悪かったようで、看護学生さんにも本当は今日は遠慮してもらいたいという。

あまりにも嫌悪感が強いようであれば、担当看護師さんに相談するつもりでいたが、間もなく実習時間が終わりだと告げに来たので、とりあえず何も言わずにいた。

そして、問題の看護師さん(担当看護師さんとは違う人)。

最近はそんなに珍しくなくなった男性の看護師さんで、見た目は素朴な感じなのだが、何度か母への接し方をみていると、どうも母が不快に思う気持ちがわかってきた。
マニュアル道理になんでも進めようとし、母の気持ちや身体の状態が置き去りにされている。

やるべき任務を果たし、治療のスケジュール通りにすすめていくことは、患者にとって必要なことであるとは理解しながらも、強引で脅迫的な物言いに違和感があった。
看護師が“男性だから”というのではなく、おそらく彼の仕事に対する観念が、患者との間に大きな隙間を作っているのだろう。

あまり母がわがままを言ってはいけないとしばらく様子を見ていたが、どうにも口を出したくなった。
(そして出してしまった)

夕食を食べられるか見届けたかったのだけど、その日は5時に病院を出なければならず、ちょうどバックを抱えて帰ろうとした時に、その男性看護師さんが入ってきて、どうしても今トイレに行ってきておしっこを出してきてほしいという。

その1時間ほど前にもトイレに連れていかれたばかりだというのに。

水分はなるべく摂るようにしていたが、それとてぐびぐびと飲めるものではなく、母はまだ出ないからもう少し時間が欲しいというのだが、頑として聞き入れてくれない。

そして彼はこういった
「日勤が終わり夜勤と交代するのでその前に出してほしい」

それを聞いた母は「それなら夜勤の看護師さんが来てからでもいいでしょ」と返すのだが、どうしても自分がいる間にしてほしいという。

そんな押し問答が続き、結局母はあきらめてトイレに向かった。

その後ろ姿を見て、私は一度抱えたバッグをまた椅子の上に置き、母が出てくるまで待つことにした。
母の様子が気になったのと、彼に一言告げたいことがあったから。

用を足した母がトイレの中からナースコールを押した時(終わったら押すよう言われていたらしい)、あの男性看護師は母が入ったのを見届けてからどこかへ行ってしまったのか、二人の看護師さん(女性)が駆けつけてきた。

母はさらに疲弊した表情で「あまり出ませんでした。もう絞り出すようにこれだけ・・・」といい、「あまりに強制的でプレッシャーが強くてあれではでないです」と訴えた。

私は男性看護師さんに直接話をしたかったのだけど、彼はいなかったので担当看護師さんともう一人の看護師さんに伝えることにした。

「患者はロボットではなく人間です」と。

看護師さんたちの忙しさはよくわかる。経験がないので実感はできないが、親しくしている知り合いの看護師長を通して、本当に激務で心身ともに大変な職業だということよく聞かされている。
私自身も幾たびかの入院で、その忙しさを目にしてもいる。

根本的なシステムから変えねば、なかなか看護師たち自身の思う看護をすることは難しいことも承知している。また、 患者の要望に答えたくともできない、歯がゆい思いをしている人も多いと思う。

でもそれでも患者の心を置き去りにしてはいけない。

治療は医学だけでは成立しない。

患者の心の状態がどれだけ治癒に結びつくものなのか、そして治療には患者と医療従事者の間に信頼関係が不可欠であることを、今一度その彼には考えてほしかった。

決して彼のやっていることを否定しているわけではない。
ただ、治療や看護にあたる中で、とても大切なそして決定的に足りないものがある、ということを自覚してほしかったのだ。

母は完全にかの男性看護師に対して不信感のみならず恐怖心を持っていた。
それはあまり言いたくないことだけど、「男性である」ということも多少は関係しているようだった。
性差別はするつもりはないが、強引なしぐさにやはりとても威圧感を感じていたのだと思う。 それが恐怖心を募らせたのだろう。

恐怖心や不安な気持ちを増大させ、プレッシャーを与え、信頼関係のない所に、適切な治療が存在するとは思えない。

私が待っていたこと。
そして本人ではないにしても、担当看護師さんに話をしたことで、母は少しほっとした表情をみせてくれた。(少し涙ぐんでいたかもしれない)

昨晩はぐっすりねむれただろうか。

と思っていたら今メールがきた。
例の看護師さんをはじめ、他の看護師さんたちも皆謝罪にきたという。

お互いの気持ちが通じあう看護になっていってくれればと思う。

そして昨晩はぐっすり眠れたとも記されていた。(ほっ(^。^))




pua honeyプライベートブログ《Allhealの森》




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Author:pua honey
英国IFA認定アロマセラピスト
ARTQ認定妊産婦ケアマスター
びわの葉温熱療法指導員

乳がん&甲状腺がんのダブルキャンサーサバイバーで、超デカ筋腫持ちです。

このブログでは心と身体と暮らしについてのケア方法や体験を綴っていきます

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