お手を触れずに

「○○円のおつりです」とおつりをもらうとき、思わず手を引っ込めたくなるときがあります。

いつの頃からでしょうか? もう片方の手を添えるようにしておつりを渡すようになったのは。

触れずに形だけ添えてくる人がほとんどですが、
中には完全に客の手の甲に触れてくる人もいます。

以前、新聞でもこの話題が取り上げられていたことを思い出しました。

特にマニュアルでは“手を添える”ということを教えていないようで、
店員が自発的に、「丁寧さ」と「サービス精神」でやっているということでした。

が、私ははっきり言ってこの行為は好きではありません。
というよりやめてもらいたい・・・。

触れることが必要とされない行為の中で、他人から触れられると不快を伴います。

私はセラピストですから、仕事柄お客様の手のみならず、身体のあらゆる箇所に触れさせていただきます。
それでもやはりボーダーラインはもちろんあり、また、施術をしていない部位をむやみに触れることは決してありません。

いくらセラピストを信頼しているからといっても、ぺたぺたと必要以上に触られることほど不愉快なものはないですから。

施術を始めるときも、必ず「どこどこから始めます」「オイルを塗布します」「タオルをお取りします」などのお声掛けをいたします。
触れることが当たり前の職業であっても、お客様に触れるということは安易なものではないということを忘れてはいけないと思っています。

新聞の記事の中では、“清潔ではない手でお客様の手に触れることはマナー違反です!”と書いてありました。

確かに!

でも私はやっぱり理屈抜きに、相手が男性であれ女性であれ、
おつりを渡すときは触らないでいただきたい〜〜。

皆さんはどうなんでしょうか?
全然平気ですか?
やっぱりだめですか?



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スピリチュアルな診断!??

先月、今月とご来室が2回目になる、乳がん患者のお客様Aさんがお話してくれました。

あるヒーラーの女性の元で、色々見てもらっていたところ、
「右胸に何か見えます。でも癌じゃない」と言われたそうです。

この女性ヒーラーさんは、Aさんが飼っているリスの姿もぼんやりと見えているようで、リスとはわからなかったものの、「フェレットか何か飼ってますか?」と聞いてきたそうです。

何かが見えることは見える。
でもその姿形ははっきりとしたものではなく、ぼんやりとしているのでしょう。

ペットが何なのかは別に外れてもかまいませんが、癌であるか否かを簡単に口にするのは問題です。
「悪いものだったらいけないから検査を」というのならまだしも、「癌じゃない」と言い切るのは、あまりにも無責任です。
自分に備わった力を過信しています。

奇しくもちょうどその日の夜に、以前の勤務先の同僚から相談のメールがあり、彼女のお友達Bさんが、霊能者だか透視能力者だかにやはり「癌ではないから安心して」と言われ、その言葉を鵜呑みにしていたら、すでにリンパと多臓器に転移をした状態になってしまった(卵巣がん)、ということでした。

お客様のAさんは、タイミングよく「癌じゃない」といわれた時点では、すでに検査を受けたあとで結果待ちをしていた所だったので、そのまま放置しておくことなく治療へと向かうことができましたが、Bさんはすでにステージ4の末期がんとなり非常に厳しい状態だそうです。

AさんとBさんが訪れたそれぞれのヒーラー(霊能者etc)さんたちの能力は嘘ではなく、決して悪意があったとは思いたくないし、ないのだろうと思います。(・・・・・真意はわかりませんが)

たとえはっきりと異変を感じ取ったとしても、病気に対する診断は、医者でないものがしてはいけません。
まずは、検査を受ける必要性(があれば)と、何故受けたほうがいいのかというその理由をしっかり伝えるべきです。

そのためには、人の身体に対して(心の病気もそうですが)の解剖学・生理学・病理学の知識がなくてはなりません。
そうした知識なくしては、人の身体や心に触れる仕事をすべきではないと、私自身へ戒めとしてもあえて言葉にしておきたいと思います。

スピリチュアル関係のサロンやヒーリングルームなど数多く存在しますが、以前から多くのヒーラー(霊能者etc)のレベルに疑問を感じています。(すべての方に対してではありません。念のため)
能力があることを否定はしませんが、安易に商売につなげすぎているように思います。

もちろん、スピリチュアルな存在は私も信じていますし、実際に学んでいます。
自身の魂をレベルアップさせるためには、マニュアルにはない日々の暮らし(生き方)が大いに関わってきますし、またそれとは別に、人間を闇へと引きずりこむ存在からの防御の仕方なども習得中です。(この話はいずれする時期がくるかもしれませんが、今回はパスします)

能力があるなしに、祈りや他人を思いやる気持ちや癒すという行為が、奇跡といわれることを呼び寄せることは、この現実の世界においても存在することは確かです。

ただ、見えているもの、感じているもの、聞こえているものが、果たしてどこまで真実なのか。
それは端からみても簡単にはわかりまませんし、きっと本人達にもそれはわかっていないでしょう。
“見えないものが見える”=凄いこと=真実になっているだけなのかもしれません。

一番気をつけなくてはいけないのは、自分に他人を変える力があると思ってしまうことです。

人は、誰かに尊敬されたり、崇められたりすると、本来その人の持つ本当の優しさや想いから離れてしまうようです。 
そこから離れないためには、自制心と謙虚な心が必要ですが、持ち上げる人々がいる限りそれはなかなか難しいようです。

極端な方向に走ってしまうと、いわゆる怪しい宗教の欲にまみれた教祖へと堕落してしまうのかもしれません。

すこし話しがそれてしまいましたが、どんなに凄いといわれている能力者の言葉であっても、鵜呑みにせず、自己との対話を忘れてはいけないと思います。
本当の神(真実)の声は、その人自身の心だけに響いてくるものです。

どうか、ご自身の身体と心の判断(診断)は、スピリチュアルなものだけに頼らず(参考や利用はしても)、西洋医学の診断を取り入れることも忘れないでください。

*反対に西洋医学では悪いところが見つからないこと(レントゲンには写らない・数値は正常など)が、他の療法で原因解明・治癒することもあるので、やはり1つの方法に頼らないというのが賢明かもしれませんね。



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9月のオープン日

2008年 9月のオープン日の日程をお知らせいたします。
ご希望日がございましたら、予約フォームよりお申し込みくださいませ。

*誠に申し訳ございませんが、現在新規のお客様の受付はしておりません。
 リピーター様のみのご利用となります。
 ご了承の程よろしくお願いいたします。


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☆ご予約→ 

よく噛むことの大切さ

「よく噛んで食べなさい」 と幼い頃、両親に何度も注意をされました。
牛乳を飲むときさえも「噛んで飲みなさい」と。

固形物ならまだしも、液状のものまでかむなんて・・・と思っていましたが、とても大切なことを毎日の食卓で両親は教えてくれていました。
牛乳の場合は、冷たいまま飲むとお腹が冷えるから、という理由が主だと思いますが、噛む習慣をつけるということでもあったように思います。

よく噛んで食べることは大事なこと。とわかっている人はたくさんいると思いますが、では実際によく噛んでます!と大きな声で言える人はどのくらいいるでしょうか?

病気をして食生活を見直し、玄米菜食にした方も多いと思いますが、いくら玄米にしてもろくにかまずに飲み込んでいたら、胃腸に負担がかかるだけでなくせっかくの栄養もちゃんと吸収できません。
まぁ、玄米は噛み応えがあるぶん、白米よりも噛む回数は増えているかもしれませんが、それでもきっと足りない人の方が多いでしょう。。。。

飲み込んでしまえば後は身体が勝手に消化してくれると思うのは大きな間違いです。
身体は食べ物を消化して栄養を吸収するのに、大変な労働力を強いられていることを、常に感じておくべきです。

ここでは消化についての専門的な説明は省きますが、(検索するとたくさんのサイトで説明されています♪)
胃腸が弱い・悪い、あるいは胃腸の病気をしているにも関わらず、早食いだったりよく噛まない人が多いような気がします。

先月7月10日に死去された、東京大学特別栄誉教授で、物理学者の戸塚洋二氏(大腸がん)のブログの記事(文藝春秋9月特別号掲載)を読んでいて、こんな箇所に目が留まりました。
(戸塚洋二氏のブログ→The Fourth Three-Months

『吐寫物や排泄物を観察すると、ホウレンソウの葉やキノコがそのまま放出されていました。食事時に噛んでいないことがわかります。 また胃での消化がほとんど機能していないことも確かです。
イレウスの予防は、したがって、常によく噛むこと、過労の時は食事の量を減らすとともに、細かく刻んだものを食べることが肝要です。 抗がん剤で胃腸が弱っているときは、特に十分な注意が必要です(略)つい不注意をして同じ間違いをしでかします』

**戸塚氏は亡くなる寸前まで、大腸がんの抗がん剤治療の経過を、詳細にブログに記しています。 その壮絶な日々の記録は、読んでいて胸が詰まるものがありますが、氏のこんな言葉にすこし救われる思いもしました。
『がんに苛まれた「最悪の一年」を「やりがいのある年だった」と寛容な態度で受け入れている』**


健康であれ、病を抱える身であれ、何か不都合を感じないと人は身体を労わることは忘れがちになってしまいます。
でも、よく噛むことは、消化を助けることだけでなく、食べられることへの感謝の気持ちの1つでもあると思っています。

口から物を食べられることのなんと幸せなことか!

食道がんで亡くなった父は、入院したときはすでに末期の状態で、大きな腫瘍が食道だけでなく下咽頭にまで及んでいました。
それでも数ヶ月の間、病院食を口にし、医師たちに「どうやって食べ物が通っているのか不思議だ」と言われていました。 レントゲンで見る限り、通過する隙間は見られなかったからです。

あの奇跡の数ヶ月は父にとって、生きているという実感を味あわせてくれたと思っています。

化学調味料や合成○○だらけの食材が当たり前のように売られている現代では、“身体に良いもの”を選び摂取するのはとても良いことだと思います。
私も玄米が大好きですし、無農薬野菜を購入したり、できるだけ添加物を避ける食生活を心がけています。
でも、肝心なことを置いてけぼりにしてはいけないと思うのです。

命をいただくことに感謝する。口で言ってるだけでなく、ひと噛みひと噛みにその思いを込める。
命を無駄にしない。 食べられるだけを口にする。よく噛めば大量に食べなくても満足するもの。

私は、マクロビオティックの考え方が好きで、玄米菜食を中心にしていますが、
でも白米もいただきます。(雑穀を加えて)
お肉は普段はほとんどいただきませんが、外出先などでいただくこともあります。
お魚は大好きでよく食べます。
乳製品も時々少量いただきます。

でも最も大切にしているのは、
美味しい!とよく噛んで食べ、
幸せ!と楽しんで食べることです。

あらゆる食事療法や薬の服用を否定するわけでは決してありません。
併用しながらでももちろんいいと思います。

もっと自分の身体を信じて、人間の身体の機能の可能性を信じて、感謝の気持ちを実行していくことは、きっと何らかの変化をもたらすだろうと思っています。


(戸塚氏のご冥福をお祈りいたします。 時間を作って氏のブログと、文藝春秋(9月特別号)に書かれた記事、そして奥様の手記にも目を通したいと思っています)



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代替療法を試みるとき

シャロームのランチオフ会に参加したとき、
(オフ会の様子はシャローム代表のブログをご覧ください♪→★★★)代替医療という言葉がでてきました。

がん患者に限らず、何らかの病を抱えた人にとっては、はたまた病とは無縁な人にとっても、
いまや代替療法は珍しいものではないのかも知れません。

がん患者さんの闘病記中には、代替療法の何かを紹介し、
「これで治った!」
「○○をしていたらがんが消えた!」
という文字を、書籍やブログで目にすることがありますが、それでは・・・と同じように真似してみても、
誰も彼もに効果があるわけではないことは、きっと皆さんも気付かれていると思います。

だからといって、私は代替療法なんてくそ食らえ!と思っているわけではありません。

ケアルームでのアロマセラピーやびわの葉温熱療法などは、まさに代替療法のひとつですし、
むしろ、身体に負担がかからない、生命力を脅かさない療法を、本当は声を大にして薦めたいくらいなのです。

ただ、がんという細胞が元気のよい状態でいるときには、西洋医学の力も必要です。

もちろん副作用の強い西洋医学の薬物療法で、肝心な身体が侵されてしまっては本末転倒ですが、
増殖する力の強いがん細胞を、ゆっくりとなだめている間に、これまた肝心な身体ががんに占領されてしまっては、元も子もありません。

身体を痛めつけてまで生きるべきか否か。
寿命を受け入れ、あるがままで生を全うするのか否か。

これはもう個人の人生における死生学は様々ですから、
どうあるべきかは論点ではありません。

西洋医学のすべての治療を拒否し、代替療法のみで進む人生を誰も否定できませんし、
反対に、西洋医学におけるあらゆる手段を使ってでも生き抜くのだ!
という人生もまた、私はエールを送りたいと思っています。

大事なことは何なのか。

生きるという本能に素直であれ、ということなのかもしれません。

人間の病は身体だけでなく、心と魂の状態も関係しています。
身体だけ治してもだめ。
気持ちの持ちようだけでもだめ。
スピリチュアルなものだけに頼ってもだめ。

どれも必要であり、どれかだけで良い結果を得ようとするのは難しいと思うのです。

時々、どんな代替療法がお勧めですか?
あるいは、代替療法だけで治療をしていきたいけどどう思いますか?
というメールをいただきます。

難しい質問です。
お会いしたことのない方ですと、余計に言葉に詰まります。、

一つ目のご質問には、ご自分が心地よく感じ、できるだけお金のかからない方法から試してみては、
と申し上げています。

二つ目のご質問には、どちらかと決めてしまわず、状況に合わせて使い分けていくのも選択の一つです。
とお伝えしています。

ご期待に沿える答えになっていないかもしれませんし、どうにも煮え切らない言い回しで、自分自身すっきりしなくて嫌なのですが、断定できる答えはありません。

ケアルームには、がんの初期治療を始めている方や再発・転移の治療をされている方もいらっしゃいます。

がんに向き合う姿は様々で、でもどなた様も今を生きていることには変わりなく、
私は、日々の積み重ねこそが、すでに代替療法の一つなのだと思っています。

○○療法を試みることの前に、毎日、今の自分ができる代替療法を試してみてもいいかもしれません。

命をいただくとき(食事)に感謝をしたり、
植物や動物の、満ち満ちたエネルギーを感じてみたり、
無償の愛を、誰かに何かに注いだり。
身体を愛おしく思う、思うだけでなく身体の望むことをしてあげる。
etc...etc...

身体と心と魂と。
この3つに働きかける代替療法は、
すぐ目の前にたくさんあります。

数字や情報だけに振り回されず、ご自身にとって本当に必要な療法に出会えますよう、
心から願ってやみません。



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